Amazon Alexaが書籍音読機能を実装
Amazonが独自に開発し、様々なスマートスピーカーに提供する音声AI「Alexa(アレクサ)」がついに待望の本の読み上げに対応したようです。
海外ではすでに多くのユーザーが利用し人気の機能として認知。しかし、日本国内では日本語独特の読み上げや発音の違いから実装に遅れが生じていました。
ですが、ようやく購入した電子書籍を読み上げる機能を導入した事でAmazon Echoの需要にも拍車がかかりそうです!
本記事ではそんな音読機能について解説、またその方法について紹介します。
リアル音声で読み上げてくれる
上記動画では、実際にAmazon Echoで本・書籍を読み上げる様子が確認できます。
他の音声AIプログラムとは違い、かなり流暢な日本語喋るAlexa(アレクサ)だからこそできる機能。日本語の面倒な発音の違いなども違和感なく発音し、利用者側もしっかり聞き取る事ができます。
また、音声操作で「早送りまたは戻し」「一時停止」「再開」ができるので完全ハンズフリーで書籍を楽しむ事ができます。
利用方法・音声コマンド
音読の開始・起動
「アレクサ 本を読んで」と指定すると、最近ダウンロードされた書籍・本を読み上げます。
本を指定する場合は「アレクサ “本のタイトル” を呼んで」と指示しましょう。
一時停止・早送り
- 「アレクサ 止めて」
- 「アレクサ 再開して」
- 「アレクサ 早送り」
- 「アレクサ 早戻し」
ページ・章の切り替え
「アレクサ 次の章/前の 章に行って」で章を切り替え。
「アレクサ 次/前のページ」でページをめくります。
スリープタイマー
音読中眠くなったらわざわざ切る必要はありません。
「アレクサ 1時間後 スリープタイマー設定」
と指示すると、自動で音読機能が1時間後に停止されます。
こういう時に便利
- 就寝前のBGMとして
- 子供の寝かしつけ
- ビジネス本の読み上げ
- 料理
対応する本・書籍
- Kindleストアから購入した本
- Kindleオーナー ライブラリーで利用中の本
- Kindle UnlimitedまたはPrime Readingで利用中の本
漫画や絵本、写真集、は対象外なので注意が必要。
絵本の読み上げができるようになればもっと便利に使えそうです。
個人的な感想
個人的には、就寝前にBGMとして本を読み上げてくれる部分や、料理の際手が使えない時に料理本を読み上げてくれると結構使えるんじゃない?という印象でした。
ですが、純粋に小説といった物語系を楽しむなら、直接手にとって読んだ方が理解しやすいかと。
こういった読み上げ機能の実装でAmazonの電子書籍サービスKindleの需要に火が付きそうな予感です。