Amazon Echoの購入は招待制
世界のスマートスピーカー市場で最も多くシェアを獲得しているAmazonのスマートスピーカー「Amazon Echo」。
流暢な日本語が特徴的な音声AI「Amazon Alexa」導入し、Amazonサービスの連動と家電操作、豊富なスキル(ボイスアプリ)が話題のモデルです。
しかし「Amazonでしか購入できない」という理由からか、日本国内でのシェア率は第2位と伸び悩み気味。多くの販売店で購入できるGoogle Homeに対し、手に入りにくい状況が続いています。
それに拍車をかけているのが「招待制度」と呼ばれる時期不定の予約システム。
Amazonに購入意思を伝えて初めて審査が入り通過した後、招待を受ける事で初めて購入できるという制限の事を指します。
また招待リクエストを送ってから、購入の権利が得れる招待メールが届くまでも個人差があり、短い人では1週間。長い人では何か月も待たされる方も多くいるようです。
ちなみに筆者自身も2017年12月に招待リクエストを送りましたが、2018年2月になってもAmazonからの招待メールはまだ届いていません。
【関連記事】
【2018年最新版】オススメのスマートスピーカーはどれ?機種別の魅力や特徴を紹介。
Amazon Echoの特徴と魅力は?実際の使用レビューや評価まとめ
招待を優先的に受ける方法
現在、Amazonはこの招待制度についての審査基準の詳細を公表していないため、招待を優先的に受ける確実な情報はありません。
ですが、招待を早く受けるためアカウントを複数用意した私の友人の場合。
アカウントの一方はAmazonプライム会員(有料)で、他は購入履歴もない無料アカウントで招待リクエストをそれぞれ送信したそうです。
その結果、メール通知があったのは約1ヵ月ほどで、早く招待が届いたのはプライム会員の方だったそう。
完全ランダム審査である説もありますが、プライム会員が優遇されているのも有力なようです。
他にも同様のケースが他ブログでも確認できますのでご参考にどうぞ。
【しろくま無添加 子連れ旅行記&カメラ 様】
http://bit.ly/2o3Q8IC
なぜ招待制なのか?
招待制である原因の1つに圧倒的な在庫不足が挙げられます。
主語で1人称を表す言葉だけでもパターンが様々な、世界的に見ても非常にややこしい”日本語”。
元々海外で人気の商品を日本語対応するには労力と時間、お金などコストがかかってしまいます。
そのためAmazon Echoの発売も遅れ、現在も在庫数に限りが出ている状態。Amazon側からすれば、どうしても購入者希望者に待ってもらわなければいけない状況であるため“招待制度”が採用している様です。
インドでは一般販売が開始
日本でのAmazon Alexaを搭載したスマートスピーカーは未だに招待制度で販売を行っている状況ですが、どうやらインドでは2018年2月より一般販売が開始された模様。
ついにアジア圏でも招待制度が取り払われた国が出てきた事で、日本での一般販売にも期待が高まっています。
また、2月15日以降、ヨーロッパやアメリカでのみ実装されていた通話とメッセージを可能とする「Alexa Calling & Messaging」機能がインドでも使用可能になるとの事。
通話&メッセージ機能はGoogleアシスタント関連機種で未実装であるため、Amazon Echoの利便性が向上し、日本国内の一般販売開始と同時にAmazon Alexa搭載モデルのシェアが大幅に上昇しそうな予感です。