スマートスピーカーの危険性・デメリット
今話題のスマート家電の一つ、スマートスピーカー(AIスピーカー)。音声操作で家電の操作や高音質で音楽を聞けたり、簡単な調べ物やスケジュールの管理など様々な機能が利用できる次世代の家電として大注目されていますよね。
しかし、そんな多くの機能が用意されているスマートスピーカーでも便利過ぎるがゆえに、スケジュールや自分が設定したショートカット、家電操作、趣味嗜好などが第三者でも利用や確認が出来てしまうというデメリットがあります。
これはつまりGoogleアカウントとGoogleHome(グーグルホーム)に設定された個人情報が誰でも簡単にアクセスできてしまう事による”個人情報の流出”と、他人でも利用者の自宅にアクセスできてしまうという危険性に繋がる事になります。
ですが、ご安心下さい。GoogleHomeにはそのような危険を未然に防ぐ機能が備わっています。本記事で”個人情報の流出”などの危険性を軽減またはセキュリティ面を強化する方法を紹介します。
個人情報操作を止める方法
GoogleHomeにはアカウント(個人)に基づく情報を用いた操作を停止する機能が用意されています。以下ではその手順を紹介していきます。
- GoogleHomeアプリを起動する
- 左上のメニューから「その他の設定」を選択
- デバイス項目から個人情報操作をOFFにする端末を選択する
- 「アカウントに基づく情報」をOFFにする
- 動作確認をする
「今日の予定は?」と伝えて”Googleカレンダー”の予定を確認したり、「ショートカット」機能、TVへの画像表示などの操作を行ってみて正しく動作しなければ、きちんとアカウント情報に基づく操作がOFFになっている証拠です。
利用できなくなるサービス
- Googleカレンダー
- ショートカット機能
- TVへの画像表示
- 予約・注文・支払い
- Voice Match機能
注意点
「アカウントに基づく情報」をOFFにする事でGoogleHomeの機能が全く使えないわけではありません。簡単な調べ物やGooglePlayMusicで音楽を聴いたり、位置情報を元にしたサービスなど大体の操作は行う事ができます。
「アカウントに基づく情報」をOFFにするタイミングは、外出時や第三者を自宅に招き入れたりなどに行うのが最適かと思います。
Voice Match機能
Google HomeのVoiceMatch機能を活用すれば、登録者の声を聞き分け個人情報の公開を制御する事ができます。
設定方法はGoogle Homeアプリのその他設定から「Voice Match」を選択し、ガイダンス通りに声を登録していきます。
そこでは最大6人まで音声の登録が可能なので、家族一人ひとり登録しておくと各々の好みに合わせて音楽の視聴できたりと便利な機能でもあります。
もし、VoiceMatch登録者以外がスマートスピーカーに話しかけた場合は部外者(所有者ではない)と認識し、プレイべートな情報は明かさず最低限のサービスのみ利用できる制限がかかります。
感想・まとめ
本記事では、主に個人情報の流出を防ぐ方法を紹介しましたが、他にも対策方法が判明次第追記していきたいと思います。
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