Google Home(グーグルホーム)とは、Googleアシスタントを搭載したスマートスピーカーです。
音声で離れた所から、音楽再生やGoogle関連サービスの利用が可能で、安定した動作として評判も良く、国内でのスマスピ市場規模はシャア数No1の実績を持ちます。(2018/7現在)
そんな国内でも人気なスマートスピーカーですが、便利な噂はよく耳にしますが、実際に購入して利用してみるとできない事もいくつかあります。
本記事ではそんなGoogle HomeといったGoogleアシスタント搭載機種で、標準機能として搭載されていない機能やサービスについて紹介していきます。
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目次
Google Homeは安定した動作が魅力
本記事にて、Google Homeで出来ない事や未だ実装されていない機能について一覧で紹介していきますが、Amazon Echoと比べると多い印象です。
しかし、それでも思ってる以上にできることの方が圧倒的に多く、実際に利用しても不便に感じる事はなくGoogle Homeは、カスタマイズ性よりも音質や安定した動作に対し、重視する方向きの機種となっています。
またGoogle Homeは常に進化し続けているので、閲覧時期によってはすでに機能が追加されているケースもございます。
そして以下で紹介するできな事はモノとモノを繋ぐ「IFTTT」を活用し設定すれば実現可能な機能もあります。
あくまでGoogle Home本体の標準機能として備わっていない。という意味で紹介していますのでこちらもご了承ください。
メール・電話と通話
離れた所での操作が魅力的なGoogle Homeですが、メールの送信や特定相手への通話も音声で行えるととても便利なりそうな印象ですよね?
残念ながらGoogle Homeには、このような他の端末メディアと連絡を取る機能は備わっていません。SNSへの投稿も同様です。
ですが、それはあくまで日本国内でのお話。海外では通話やメール機能は実装されており、外部と連絡を取る事ができます。
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目的値までのナビ
例えばスマートスピーカー設置場所から、コンビニもしくはお店に行きたい時。
「OK Google 〇〇までの道のりは?」と聞いてみても教えてくれず、ナビ機能は搭載していません。
一方で「近くのコンビニ」と聞くとだいたいの距離を教えてくれる程度です。
このように、道の案内に関しては大まかな情報を教えてくれるだけで、そこまで期待できません。
イヤホンとヘッドフォンの接続
Google Homeは、Google Play MusicやSpotifyの音楽配信サービスとの連動、Bluetooth接続により音楽を再生し視聴するのも活用メリットの1つです。
スマートスピーカーから体感できる音質も中々良好なものなので、深夜や家族が周りにいる時はヘッドフォンで音楽を聞きたいなーと思う事があると思います。
しかし、Google Homeにはイヤホンやヘッドフォンを指す所はありません。
今後新しいモデルとしてイヤホンジャック対応機種も発売されるかもしれませんが、現状発売しているGoogle Homeシリーズではイヤホンやヘッドフォンで音楽を楽しむ事はできません。
ショッピング・買い物
Amazon Echoのように、音声から商品の注文は行う事ができません。
ただし、今後Googleショッピングと連動し買い物が行えるようになる事が公表されています。
昔話・本の読み上げ
Googleアシスタントは、LINEのスマートスピーカーのように昔話や童話だったり、Amazon EchoのようにKindle本(電子書籍)を読み上げる機能は備わっていません。
「OK Google 昔話をして」と伝えても「昔々 竹の中の娘が月に帰りました めでたしx2」と超短縮されて紹介するだけ。
子供の本の読み聞かせの代わりにはなりません。
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音声の録音・ボイスメモ
音声操作が主体のスマートスピーカーなら、ボイスレコーダーのような録音機能が備わっているととても便利ですよね。
しかし、コチラも残念ながら日本国内で販売されている機種の中でボイスメモ機能を搭載したスマートスピーカーはありません。
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呼び方の変更
Googleアシスタントを搭載したGoogle Homeを操作する際は、
「OK Google」というウェイクワードを命令の先頭につける事でスマートスピーカーの音声AIが自分に向けられた命令だと認識します。
ですが、Google Homeは他の機種と比べ「オッケーグーグル」とキーワードが長く、少し言いずらい所が唯一の欠点。
そのウェイクワードを変更したい所ですが、Google Homeにそのような機能は現在備わっていません。
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赤外線による家電操作
Google Homeでは、一部対応した家電と連動する事により音声から家電の電源ON/OFFといった操作が行えます。
しかし、対応していない機種に関しては主に赤外線通信を介して行いますがそれには、スマートリモコンと呼ばれる機器を別途購入する必要があります。
TVや暖房機器といった赤外線リモコンで操作する家電においては、Google Home単体で操作を行う事ができません。
また現在スマスピ単体で赤外線通信に対応しているのは、LINEのClova WAVEのみとなっています。
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お店の予約
もし、気軽に音声操作で「〇〇のお店に20時に4人で予約して」なんて事ができるようになったら便利ですよね。
ただこちらも、今現在ではGoogle Homeはもちろんの事、その他機種においてもそのような機能は備わっていません。
しかし「食べログ」や「ぐるなび」「Retty」といったグルメレビューサイトが予約も可能なボイスアプリ(スキル)をリリースすれば可能になるかもしれませんので期待したい所。
無理ではないと思います。