音声AI学習
スマートスピーカーの脳ともいえる存在である音声AI。日本国内ではiPhoneに搭載されている「Siri」が有名ですが、Googleアシスタント、AmazonのAlexaやLINEのClovaといった音声AIも、スマートスピーカーの所有率と同時に知名度も広がりつつあります。

特に「AI(人工知能)」というだけあって、使えば使うほど各社音声AIは使用者に合わせて学習していく。というのもスマートスピーカーの購買欲にもつながっています。

しかし、果たしてスマートスピーカーに搭載されている音声AIは本当に学習し賢くなっているのでしょうか?

本記事では実際にスマートスピーカーを複数台所有している筆者の音声AI学習体験談を紹介していきますので、ご自身の利用効率の向上に役立ててもらえればと思います。


好きな曲を把握する

各音声AIは利用者が好きな楽曲や好みを学習します。実際にあった例としては海外アーティスト「Marshmello(マシュメロ)」の「Fly」という曲を再生しようとした時のこと。

OK Google MarshmelloのFlyをかけて」と指示したのですが「Play MusicでMarshmelloの曲を再生します」と指定した曲は流さずにマシュメロのプレイリストを再生したのです。

リクエストと違うアクションにイライラし、何度も「MarshmelloのFlyをかけて」と指示。しかし先ほどと同じ動作をするだけで一向に変化はありませんでした。

そんな事もあり諦めそのまま、Marshmelloの人気曲をランダムで聞いていたのですが、とある日「MarshmelloのFlyをかけて」とダメ元で指示すると「MarshmelloのFlyですねPlay Musicで再生します」ときちんと指定した曲を認識し、いつの間にか賢くなっていたのです。

これも最近「マシュメロの曲をかけて」と指示するようになってからの出来事で、音声AI「Googleアシスタント」が今まで知らなかったMarshmellの楽曲を把握し始めた事による影響だと考えています。

尚、Amazonの音声「Alexa」、LINEの「Clova」にも同様の変化が見受けられました。

もし、目的の楽曲が中々再生されない局面に出くわした時は、アーティスト再生を何度も行うか、いいねなどをしてプレイリストに追加するかをすると楽曲指定が有効になることもあるので是非お試しを!

機能的な部分は学習しない

Google HomeといったGoogleアシスタントを搭載したモデルの場合「OK Google 録音して」といったように指示すると「よくわかりません」と返ってきます。

こういった際、もちろん当たり前の事ですが音声AIが「ご主人様が録音機能を求めている!よし!機能を搭載しよう!」となるわけではありません。

機能的な部分はあくまで音声AIの開発側が人工的に実装している部分なので何度も話しかけることで新しい機能を覚えるわけではありません。

ただし、開発側は「ユーザーが何を求めているのか?」という情報は常に収集しています。それらデータは今後の機能改善と向上に役立てられるので、多くのユーザーが何度も命令すれば実装優先度は上がるかもしれませんね。