スマートディスプレイとは、タッチディスプレイ搭載型の音声アシスタント機器の事を指し、いわゆるスマートスピーカーに画面を搭載したモデルです。
最近では、Amazonが国内で初めて音声AI「アレクサ」とタッチディスプレイを搭載したスマートスピーカー「Amazon Echo Spot」を発売し大きな話題となっています。
発売前では、使い勝手や動作に対し微妙な評価であったAmazon製のスマートスピーカーでしたが、いざ販売開始されると
- 「理想に近い。この操作性を待っていた」
- 「使いやすい!とても便利」
- 「これがスマートスピーカーの完成形だ」
と高評価レビューが続出!タッチディスプレイを搭載しただけでここまで変わるのか?とスマートスピーカー市場に大きな影響を与えています。
また今回Amazonが先手を打つ形となりましたが、Google、LINE共にタッチディスプレイ搭載型のスマートスピーカーの発売を控えているので、
今後スマートスピーカーはタッチディスプレイを搭載した、スマートディスプレイという形で新作モデルが開発されリリースされる傾向になりそうです!
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スマートスピーカーとココが違う!
では、実際の所、従来のスマートスピーカーと機能的にどう違ってくるのでしょうか?
情報の確認が早くて便利
やはりディスプレイを搭載しているだけあって、目でも情報をチェックできるのはとても便利。
従来のスマートスピーカーでは基本的に音声アシスタントのボイスだけで情報得ていたので聞き逃しなんて事もザラにありました。
一方スマートディスプレイでは、時間、スケジュール、天気情報といったものはディスプレイで表示されるので、二度手間になることなく1度の操作できちんと情報を頭に入れる事ができます。
これら操作を完全ハンズフリーの音声操作で実現できるというのだから驚きです。
できることが増えた
ディスプレイを搭載する事で、従来のスマートスピーカーで出来なかったことまで出来るようになりました。
主な機能には、動画の視聴、テレビ電話、カメラ撮影、画像のチェックといったものが挙げられ、
「従来のスマスピで物足りなかった原因はこれが無かったから!!」と思う機能が目白押しとなっています。
特に今まで音声でしか確認できなかったレシピ情報もこれからは動画を見ながら音声で操作できるのはとても魅力的です。
Google HomeではTVと接続する事で動画視聴を可能としていましたが、TVが無い環境でも映像を見れるのは便利ですよね。
音質が少し劣る
タッチディスプレイを搭載する事で便利になる事が判明しましたが、一方で従来のスマートスピーカーのメイン機能「音楽視聴」という面で考えると、ディスプレイの搭載は喜ばしい事ではありません。
やはりディスプレイを搭載した分、スピーカーの規模は小さくなりますし性能も落ちます。
ディスプレイの設置個所の影響で、360度の展開が魅力的だった音の広がりも劣化した印象です。
タッチしながらも音以外に目でも情報を確認できる代償はやはり大きいようです。
しかし、もちろん従来の音楽配信サービスとの連動はできますし、スマートフォン以上の音質は体感する事ができます。
価格
タッチディスプレイを搭載しながらも最低限の音質を提供するとなると、どうしても本体価格が少し高くなってきます。
Amazonの機種で例を挙げると通常性能のAmazon Echoは¥12,000前後に対し、
Amazon Echo Spotは、¥15,000前後と約¥3,000ほど差をつけて値段設定されています。
さほど差はない印象ですが、音質が少し下がってもディスプレイを搭載するだけで価格は少し上がってきます。
しかし、ディスプレイを搭載していない高性能版のスマートスピーカーには2万円以上するモデルもあるので、スピーカーの性能を上げるよりもディスプレイを搭載した方が安上がりなようです。
日本国内で購入できる、発売予定の機種
- Amazon Echo Spot
- Googleのスマートディスプレイ
- LINE Clova Desk