『週刊プレイボーイ』の対談コラム「帰ってきた! なんかヘンだよね」にて、“ホリエモン”こと堀江貴文氏と元「2ちゃんねる」管理人のひろゆき氏が、対談を行った。
対談内容については、AIによる自動翻訳の未来について議論がされたのだが、その中でスマートスピーカーについて堀江氏が以下のように言及している。

そういえば堀江さんってスマートスピーカー使ってませんでしたっけ?

Clova WAVEを使ってるよ。なんか、スマートスピーカーが『世の中を変える!』なんていわれているじゃん?だから使ってみたけど、何が世界を変えるのかよくわからなかった(笑)。

うはは(笑)。LINEとかツイッターをスマホで音声入力する人は増えていくとは思いますけど、居間のスピーカーに大声で話すのって、相当ハードルが高いと思うんですよね。

スマートスピーカーの使い道は……いまいちわからんね。

毎朝、天気予報や大きなニュースを知るためにテレビをつけっ放しにする人って多くいますけど、そういう使い道とかですかね? まあ、全部スマホでできることなんですけどね……。あとは、リモコンが大量にある家庭で、リモコンを全部スマートスピーカーに置き換えたいとか?
といったように、IT業界や社会に対してのご意見番のお二人は、スマートスピーカーに対してそこまで利便性を感じていないご様子。
また、一方で別件の対談では、スマートスピーカーに対して堀江氏は

スマホ時代になってから、検索する能力が落ちていますよね。だから、みんなスマートスピーカーで聞くんですよ。でも、実際は聞くよりも先に自分で調べる能力のほうがずっと強い。
とスマートスピーカーの普及によって「自分で調べる能力」が低下する事に対し懸念を示している。
この二人の意見をどう感じるかは人それぞれではあるが、皆さんはどう感じたであろう?
個人的な感想とまとめ
私の個人的な意見としては、実体験としてとあるBARで仲間と飲んでいる時、福山雅治の年齢が気になった事があった。
その時、そのBARではスマートスピーカーを設置していたので、せっかくだからと
「OK Google 福山雅治の年齢は?」と質問し「49歳です!」と答え全員が同時に「えぇえーーー!!!」と驚く事があった。
このように従来であればスマホで調べて、まず自分一人がまず答えを知り、自分が情報を発信していく流れとなるのだが、スマートスピーカーでは「みんなと調べた感」を体験し共有でき、より盛り上がる事ができたのだ。
そしてこの時スマホで調べるよりもスマートスピーカーの方が返事が早かったのも断言できる。
しかし、ここまでの機能はスマホでもできるし、細かい事を調べる時はスマホの方が便利というのもこれまた事実。
やはりスマートスピーカーは最も多用するラジオ、音楽鑑賞やアラームといった機能を重視するべきだと思う。
検索や情報を得るという面では、スマートスピーカーはまだまだ努力が必要なのかもしれないが、Echo SpotやEcho Showなどディスプレイ付きのスマートスピーカーも登場してきているので、今後スマートスピーカーの位置づけも大きく変わってくるかもしれません。
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